宣伝しくっなら、入れちゃ

「ジモ泉は宣伝してはいけない」ことは常識。
先達より教えていただいた方に、入湯をお願いをしたら、『宣伝するのか』と聞かれ、『いいえ地元の方の共同湯は宣伝しません』と言うと、『宣伝してくれないのなら、入れてやれない』と意外な言葉が返ってきた。
慌てて『えっ！いえいえ、宣伝します。インターネットとか…』と言うと、笑って『宣伝してくれるなら入っていい』と、何とか了解を得た。こんなこと言われたのは初めての体験だったな〜！
ただ、残念な事も聞いた。これまでの源泉は温かったので、みんなで出し合って掘ることを考えたが、お金がかかるので出来なく、今は隣の「宝の湯」から湯を貰っているとの事。えっ、同じ源泉！…それじゃ…と気持ちも少しトーンダウンしたが、いやいや施設はそのままなんだから…と考え直して、ありがたく戴いた。
二つの浴槽には蛇口から湯がザーザーと注がれ、気持ちがよい。小さい方が熱く、大きい方は温く、私にはありがたい。おかげで少しゆっくりできました。

そういえば、同じ源泉なのに、宝の湯の露天で出会った細かな泡はなかったな…？とふと思ったが、そんなことより、宝の湯はすごい混み様だったので、ここで静かに入れたのはありがたかった。感謝！