別れ

我が家の一員になって二年と数ヶ月、「トラ」がお昼過ぎに逝きました。
12月に、猫エイズと猫白血病を発症し、余命２ケ月といわれながらも、今日まで生きてきました。

治療をしっかり行ったおかげか、苦しまずに旅立ったことが救われます。
最後まで、凛々しく生きた「トラ」の姿勢に、感動すら覚えます。人も、私もそうありたいと思います。

昨日も、私が帰宅すると、お迎えに出てきて、嬉しそうに爪とぎをガリガリやって、猫ののびのびポーズをとっていました。私が撫でてやると、気持ち良さそうにしていました。

その姿で、あれっ…と思うしぐさや感情の現し方の違いがあったのですが、いまにして思うと、なるほど、そうだったのか…と思うところがあります。
まだ、そこに居るのでは…という感覚になったりしますが、ずっと居てもいいよ…と言っても叶わないのでしょう。

野良の苦しさから開放され、心安らかな、幸せな日々を送ることが出来たのだろう…と思っています。